こんにちは、じゅりー(@JERRY_blog)です!
今回は私の働いているクリニックが取り扱っているスキンケア用品をご紹介します。皮膚科で働いていると、
- 「市販で売っているスキンケアは何がいいのかわからない」
- 「敏感肌用のスキンケア用品を教えて欲しい」
などと聞いてくる患者様は少なくありません。
この記事では、
- 市販で買える敏感肌用のスキンケア用品は何が良いのか知りたい
- 皮膚科で取り扱っているスキンケア用品が知りたい
そういった方に向けて、実際に私の働いているクリニックで使用しているスキンケア用品をご紹介していきたいと思います。
みなさまのスキンケア用品選びの参考にしていただければ嬉しいです!
※紹介したものが絶対に肌にいいものとは限りませんし、合う合わないは個人差ですのでそこはご了承ください。
敏感肌って何?どういう状態?
まずはじめに、健康な肌の持ち主でも色々な要因で誰しも敏感肌になってしまう可能性があります!
敏感肌とは、肌のバリア機能が低下し乾燥しやすい傾向にあり、トラブルが生じやすいお肌です。多くの人には刺激にならない物質に対しても敏感に反応してしまいます。
主な原因は内的因子と外的因子に分けてあります。
< 内的因子 > … 生活環境の変化に伴う心理的疲労・睡眠不足・栄養の偏り・暴飲暴食・生理・妊娠・更年期障害・ストレス・皮膚の乾燥を引き起こす疾患など
< 外的因子 > … 紫外線・化粧品などの外用剤・温度や湿度の変化・汗・ほこり・ダニ・金属・衣服など
色んな因子が引き金となって敏感肌になってしまうことはお分かりいただけたでしょうか?
また残念なことに敏感肌の人は健康なお肌の人に比べると、シミ・シワ・たるみ・くすみなどが起きやすい傾向にあります。(震)(涙)
美容のためにも正しいスキンケア選びが大切になってくるのです…!!
敏感肌用のスキンケアを選ぶポイント
敏感肌になってしまう主な原因の中に ” 乾燥 “ が挙げられます。お肌の乾燥は敏感肌の始まりとなってしまうことがあります。
基本的なことですが、以下の3つが大切になってきます!
- お肌を清潔に保つ
- 保湿をしっかり行う
- 紫外線対策を行う
クレンジング編
クレンジングにはさまざまな種類のものがあります。汚れをしっかり落としてくれるものもあれば、うるおいを保ってくれるものもあります。
敏感肌の場合は、できるだけこすらずにメイクを落とすことができるものを選ぶようにしましょう。
敏感肌に好ましいクレンジング料は、クリームタイプとジェルタイプです。
これらのクレンジングタイプはメイクを落とすときの摩擦が少なく、クレンジング後の乾燥がしにくい特徴があります。
洗顔編
敏感肌や乾燥肌の洗顔では、「いかに皮膚のバリア機能の低下を防ぐか」が重要になります。
洗顔においても汚れを落としつつ、うるおいもしっかり保ってくれるタイプが好ましいでしょう。
さて、ここからは洗顔料に含まれる成分について少し紹介します!
洗顔料は「石けん」と「合成洗剤」の二つに分けられます。
もちろん後者の方は化学合成を繰り返し、自然界には存在しない成分が含まれているためお肌にも環境にもよろしくありません。
洗顔料を選ぶポイントとしては、成分表示をしっかり確認する必要があります!
化粧水・美容液編
顔は紫外線や花粉など外気に触れる機会が多いため、身体の他の皮膚と比べても敏感に感じます。そのため、敏感肌の人は化粧水がしみたりヒリヒリ感じやすいのです。
化粧水選びのポイントとしては、
- NMF(天然保湿因子)、アミノ酸の入った保湿成分の入ったもの
- アルコールやメントールなどの清涼成分配合のものは避ける
- 香料、着色料の入ったものは避ける
何度もいうように、敏感肌は乾燥から始まることが多いため” 保湿 ”をすることがとても重要になってきます。美容液は保湿美容液を使用することが望ましいといえます。
保湿成分として、
- セラミド
- NMF(天然保湿因子)
- スクラワン など
これらが入っているものを選びましょう。
美容皮膚科で使用・おすすめしているスキンケア紹介
さて、各スキンケア用品を選ぶポイントざっくり紹介してきました。ここからは、私の皮膚科が実際に使用しているスキンケア商品を紹介していきます。
NOV(ノブ)
誰しも一度はドラックストアで見かけたことがある商品かと思います。
公式サイトをみていただけるとわかるように、お肌についてのメカニズムや正しいスキンケアの使い方などが紹介されています。
商品の成分を見ても基本、無着色・無香料・アルコールフリーであり保湿成分もしっかり入っています。皮膚科が推奨する商品であるということはとても納得できます。
また8つのカテゴリーから商品が展開され、1週間分のトライアルセットがありお肌に合うかどうかを試すことができるのは嬉しいポイントです!
BIODERMA(ビオデルマ)
ビオデルマは ” 素肌由来 ” のスキンケア。
フランス発祥のビオデルマは、生物学と皮膚科学に基づいて素肌と素肌本来のはたらきを尊重した製品です。厳選した成分配合を行い、素肌へのやさしさ・低刺激を追求しています。
皮膚科学に関心の高いフランスでは、多くの皮膚科専門医が処方しているそうです!
私の働いているクリニックでは美容施術の際に使うことが多いです。
PLAZAやロフトなどで売られていますが、公式サイトから購入するのが一番お得です!!
その理由として、
- 公式サイトで貯まったポイントは次回使用できる(1ポイント=1円)
- 購入時にサンプルがついてくる
- 購入方法によっては通常購入よりも安く購入することができる
こういった特典があります!!
ビオデルマ公式サイトはコチラから!
【番外編】Derpharm(デルファーマ)
ここからは医療機関でしか購入できないものをご紹介するので、興味のある方は是非そのまま読み進めてください!
皆さんは美容でよく行われる ” ケミカルピーリング ” というものをご存知でしょうか?
デルファーマは医療機関で取り扱っているピーリング剤の他にも、ホームケア化粧品も展開しています。
ベーシックケアは5つのカテゴリーに分かれており、お肌の悩みごとに選ぶことができます。もちろん敏感肌用のスキンケアも取り扱っています。
化粧水や保湿クリームは無着色・無香料・防腐剤・エタノールフリーで、お肌に嬉しいヒアルロン酸・保湿アミノ酸・セラミド・ビタミンEの成分が含まれています。
デルファーマ公式サイトはコチラから!公式サイトでは取り扱っている医療機関が検索できるので、気になった方は近くの医療機関を調べてみてください。
【番外編】ロゼットAKシリーズ
そうです!あのロゼット社から出ているスキンケア用品で、こちらも取り扱っている医療機関でしか購入することができません。
ロゼットAKシリーズに含まれている天然セラミドは馬の脊髄から抽出したものを配合しており、お肌のバリア機能と水分保持機能を高めます!また、顔だけではなく身体にも使うことができます。
ちなみに、このシリーズの保湿クリームの試供品を使ってみました。
試供品用は3グラムほど入っていますが、だいたい半分量で十分お肌全体に塗ることができました。さっぱり系のクリームというよりかはしっとり系のクリームです。3月に使用しましたが、次の日もお肌の乾燥を感じることがなく、潤いが残っている感じはとても良かったです。
しっかり保湿をしたい人や秋冬におすすめだと思います!
取り扱いしている医療機関はコチラから検索することができるので、気になった方は是非調べてみてください。
最後に
健康な肌の人でも、生活習慣や食生活の乱れ・間違ったスキンケアなど、色んなきっかけで乾燥肌や敏感肌になってしまう可能性はあります。
もちろん肌荒れがひどい場合などは皮膚科で一度診てもらうことおすすめします。
今回は4つのスキンケア用品をご紹介しましたが、他にも敏感肌向けのスキンケア用品で良さそうなものがあればどんどん紹介していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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