こんにちは、じゅりー(@JERRY_blog)です!
今回は美容施術の一つ、
” ケミカルピーリング ” についてご紹介します。
ケミカルピーリングに用いられる薬剤にはいくつか種類と特性があるので、自分のお肌の悩みに合ったものを選ぶことが大切になってきます。
これから施術を受けようか悩んでいる人のために、できるだけわかりやすくご紹介していきたいと思います!
ケミカルピーリングとは?
ピーリング剤(酸)を塗ることで、古い角質を剥がし肌質を改善する施術です。
市販で売られているピーリングジェルと何が違うの?と思う方もいると思いますが、
美容皮膚科で使用するピーリング剤とピーリングジェルとでは含まれる成分濃度が圧倒的に違います。
実際に「ピーリングジェル」と記載されていても角質を剥がす「酸」の成分が入っていないと効果はないので要注意です!
ケミカルピーリングの効果と種類
お肌のターンオーバー正常化を図ることで、
乾燥、くすみ、シワ、シミ
毛穴、肌のキメ、ニキビ、赤み
に効果を発揮してくれます!
ピーリングの種類として、
グリコール酸・乳酸・サリチル酸
があります。他にも種類はありますが今回はこの3つをご紹介!
グリコール酸
AHAの一種でパイナップルやサトウキビなどのフルーツから抽出される成分です。
角質を剥がす、角質同士を緩める、アクネ菌を殺菌する作用があります。
こんな人におすすめ ↓
◎毛穴の黒ずみが気になる人
◎ニキビが気になる人
乳酸
こちらもAHAの一種で、グリコール酸よりも分子が大きくお肌の浅いところに作用します。
こんな人におすすめ ↓
◎シミやくすみが気になる人
サリチル酸(マグコロール)
BHAの一種で脂溶性です。アトピーや敏感肌の方でも行えます!
角質を剥がす、角質を軟らかくする作用があります。
こんな人におすすめ ↓
◎ニキビが気になる人
◎ピーリング初回の人
◎毛穴の黒ずみが気になる人
実際に施術体験してみた感想
ちなみに私の働いているクリニックでは、
毛穴の黒ずみ ⇨ グリコール酸
シミ・くすみ ⇨ 乳酸
ニキビ・初回の方 ⇨ サリチル酸
を勧めています。
※色んなクリニックの見解があると思いますし、個人差ももちろんありますのであくまで参考にしていただければと思います!
私は実際に上記で挙げた3つのピーリング剤を体験しています。実際に行ってみた感想とお肌の様子をまとめました。
【 グリコール酸 】
痛み・ひりつき感はなし。もともと鼻の黒ずみがとても気になっていたのですが、施術後は角栓がまぁまぁ取れて黒ずみが目立たなくなっていました。
【 乳酸 】
ピーリング剤を塗った直後からピリピリ感あり。耐えられない程の痛みではない。1回でシミやくすみが改善されるわけではない。
実際に何度も施術に来ている方は、最初よりは少しトーンアップした感じがすると話されています。
【 サリチル酸 】
痛み・ひりつき感なし。毛穴の黒ずみはサリチル酸も効果がありますが、1回で効果が感じられた方はグリコール酸でした。
ニキビ治療で施術を受けている方は、ピーリング後1、2週間はお肌の調子が良かったと話されています。
ケミカルピーリングのセットメニューについて
ピーリングのセットメニューによくある、アルジネートマスクとイオン導入は何が良いのか?
ピーリングでお肌をきれいにした後にこの2つを付け加えることで相互作用が期待できるのです!
◎ アルジネートマスク ‥ アルギン酸という海藻由来成分パック。ピーリング後の鎮静・美白・保湿でお肌をなめらかにしてくれます。
◎ イオン導入 ‥ イオン導入を行うことで、お肌の奥の深い層まで美容液を浸透させることができるのです。しかもこのイオン導入、通常の30〜50倍以上の浸透力があります!
上の画像のようにアルジネートマスクをしながら、イオン導入を行っています!
ケミカルピーリングする上での注意点
施術中・後のお肌のトラブルを防ぐためにも以下には注意しましょう。
お肌の刺激となることは控える
ケミカルピーリングを行う前後3日間はニキビ薬・ビタミンA配合の化粧品は使用を控えましょう。また、顔剃りやパック・スクラブ洗顔も刺激となるので控えましょう。
お肌に炎症がある状態で行うと、赤みやただれなどが生じる場合があります、、
いつもの倍!保湿と日焼け止めを塗る
ピーリング後のお肌は乾燥しやすく紫外線を吸収しやすいです。施術後のケアはいつもの倍行うように心がけると良いでしょう!
最後に
ケミカルピーリング・ピーリングの種類と特性などをまとめてみました。
今後ケミカルピーリングを検討されている方は、施術してもらうクリニックで医師からの説明をしっかり聞いてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント